紫外線と窓ガラスの話
紫外線は太陽の光に含まれている電磁波の一種。地球に到達する紫外線は波長によって二つに分けられています、日焼けができる程度の紫外線A波と、皮膚がんを誘発すると言われている紫外線B波です。板ガラスは紫外線B波をほぼカットします。したがって窓ガラスを通ってくるのはほとんど紫外線A波です。
普通の一枚のガラスは紫外線を約26%カットしますが、合わせガラスになると99%以上カット以上と大幅カットします。エコガラスも81%カットと高い数値で紫外線をカットします。
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合わせガラスは、その中間膜に使われているポリビニールブチラール(PVB)の機能により紫外線をカットすることができます。
左の図のようにPVB中間膜の合わせガラスは紫外線(~380nmの波長)のうち99.9%をカットします。
これは1枚ガラスのカット率約26%に比べて、その差は約73%になります。
一般的に家の中でも、窓辺のぬいぐるみや壁や床が変色するのは、紫外線による影響が大きいと考えられています。
ガラスを合わせガラスに交換していただくことにより、この色あせの進行を遅くすることは可能と思われます。
(ただし、色あせの原因は、紫外線の他にも様々な原因があるため、カット率は色あせを防ぐ保証値とは異なります)
紫外線対策にオススメの高機能ガラス
・合わせガラス(紫外線約99.9%カット)
・エコガラス(紫外線約81%カット)